曹洞宗大本山 永平寺
そうとうしゅうだいほんざん えいへいじ
現在も多くの雲水が修行に励む北陸有数の観光地
曹洞宗大本山・永平寺は、室町時代の寛元2年(1244年)、道元禅師によって創建された出家参禅の道場で、現在も多くの修行僧が厳しい禅の修行を行っています。年間140万人近い観光客で賑わう、北陸有数の観光地でもあります。
一面に苔が覆い、樹齢700年に近い老杉の大木など、杉を中心とした数多くの樹木がうっそうと天高くそびえる参道を進むと、石段の上の唐様の勅使門が目に止まります。
手前の通用門から境内に入ると、総受所の吉祥閣、傘松閣、祠堂殿、東司、僧堂、仏殿、承陽殿、法堂、大庫院、浴室、山門などが回廊で結ばれており、修行僧が案内してくれます。
永平寺最古の建物である山門は七堂伽藍(しちどうがらん)のひとつで、「日本曹洞第一道場」の勅額が掲げられています。
七堂伽藍の中心は仏殿であり、三世如来が祀られています。
また、傘松閣の格天井は一流画家144名による花鳥の絵で埋められており、別名「絵天井の広間」と呼ばれ、主に参拝者への法話や接待、参禅などが行われます。
曹洞宗大本山 永平寺のパノラマ風景写真
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曹洞宗大本山 永平寺の案内情報
所在地 | 福井県吉田郡永平寺町志比5-15 (地図) |
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拝観時間 | 4:00~17:00 (季節によって変動あり。無休) |
拝観料 | 大人 500円、小・中学生 200円 |
駐車場 |
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備考 | 永平寺は修行の場です。 帽子を取る、静かに左側通行、修行僧にはカメラを向けない等、注意点を守って参詣しましょう。 |
関連リンク | |
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永平寺の紅葉
境内の入口付近、最奥の法堂周辺の紅葉が、特にきれいです。見頃時期の目安は、10月下旬~11月上旬です。
曹洞宗大本山 永平寺への行き方(アクセス)
公共交通機関 |
<関連リンク> |
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車 |
永平寺有料道路福井市街から永平寺へのアクセス道として1974年に開通した「永平寺有料道路」は、2004年(平成16年)10月1日より無料開放され、現在は「国道364号」となっています。 |